中3受験生や高3受験生は、学校の実力テスト(数学)において留意すべき点があります。
①毎回、計算に分類される問題は、約40点分もあります。計算はどんな問題が出されても解けるようにしておく事が大事です。計算で失った点を「論理証明」や「連立文章題」、「関数」などで挽回するのは合理的ではありません。
②実力テストを作成しているのは学校の教員です。彼らは教員採用試験の狭き門を潜り抜けた言わば強者です。でも、テスト作成のプロではありません。生徒を5段階評価にふるいにかけねばならないため、満点者を多数出してはいけません。そのため、どう見ても試験時間内には解くのが困難な問題を出題してくる場合があります。たいてい、どこかの入試問題をそのままパクっているだけの問題なのですが、そういう問題はテスト中、あまり相手にしないほうがいいかもしれません。
③数学の勉強で大切なのは「十分な計算スペース」と「よく消える消しゴム」。数学の点数が良い生徒は、計算を丁寧に書き大事にします。一方で、数学の苦手な者は、字が雑で、さらに消しゴムは小さく、黒く、古く、消えにくく、むしろ消すと汚くなるような物を使います。テストは限られた時間しかありませんので、計算スペースは計画的に使い、消しゴムはいつも新品でなくても、100均などでなく、性能の良いものを選ぶべきです。
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